いい映画、いい音楽

この土日はいろいろないい映画、いい音楽に出会えた。

2日連続映画館に足を運んだのは高校生以来。年間鑑賞数が300本超えてたあのとき以来、のはず。きっかけは「映画館会員証の期限が切れちゃうぞ〜更新しなきゃ」という感じで特に見たいと思う映画はがなかったのだけど、好きだった俳優が久々にスクリーンに出てたので最初はそれだけを鑑賞する予定だった。

その映画自体はまぁまぁという感じで、「久しぶりに見れてよかったな〜」ぐらいの気持ちだったのだけど、他の上映作品を見てみるとちょいちょい面白そうなものがやっていて、ついでにもう一本みちゃった


5/12(土)公開『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』本予告

このファンシーな色彩とは真逆の内容で、とてもいたたまれない気持ちにさせてくれた。この映画、「大人目線」と「子供目線」でカメラの高さが変わっていてそこがまたなんとも言えないリアリティを醸し出した。「あぁ、そういえば大人が喧嘩してるのみたときはこんな気持ちになったなぁ」とか、少し子供にかえった。この映画に登場するような人たちは自分の周りにはいない。如何に自分の住んでる世界が狭いものかを思い出させてくれた。それは次に見た映画でもそう。


『パティ・ケイク$』予告編

なんだなんだ。HipHopってこんなものだったのか....「8 mile」も「ストレイト・アウタ・コンプトン」も”ラップ”ってだけで見向きもしなかったんだけど、こいつらも見なければ....とメモした(Netflixのマイリストに入れる予定)。

「何かに挑戦しようとする人間」に対する周りの「どうせやっても無駄だよ馬鹿じゃん」と非難嘲笑にも抗って成功していくストーリーってなんだか陳腐のように思えるけど、それがまた心に染みた....なんか僕に足りないものを見せつけられているような気がしてしまった。具体的にはわからんけど。

なんだ、映画ってやっぱりおもしろいじゃないか。って思えたに作品でした。また高校生の時のように映画沼にハマってしまうような気がする。

 

そんでパティ・ケイク$みてたらなぜかゆりやんレトリィバァを思い出し、ちょっとネタをまた見てみたいとおもって動画をあさってたらかこの動画に行き着いた


KIDS'A キッズエー『午後、暗幕』オリジナル曲

なんだ、この子は。向井秀徳がちっちゃくなったのか。ギター技術もすごいし、作詞のセンスがもう中高生じゃない....こんな言葉を紡ぎ出せるのが素敵だなぁと思った。ドラムとベースもとてもいい感じだぞ....いい音楽に出会えた、ありがとうゆりやんレトリィバァ(ちなみに彼女の芸達者なところ、大好き)。

 

そういえば、この前桜木町駅前を歩いてたらOasisのWonderwallを弾き語ってる若者がいてとても上手だったなぁ。自分の考えを伝える手段をたくさん持っているというのは、人生をより豊かにする上でとても大事なことだ。その手段は映像だったり演技だったり音楽だったり文章だったり絵画だったり彫刻だったり....いろんなものがあるんだなぁと感じる。僕も自分の中から出てくる何かを表現したいと思ったときにできる方法を、身につけておけばよかったのかもしれない。