もう一か月すぎた

にむにむ、今研修医一年目で、1月から循環器内科まわてるんや。

もう一か月過ぎたんですけど。Bikkuri。何も学んでないような気がしてならない。とりあえずMONAMONAMONA(心筋梗塞の人が来たらやることの頭文字)って感じなのはわかったが、いかんせんうちの病院悪い意味で静かなものでなかなか患者来ない。かなP 。今日も当直なんだけど、来たの「尿がでない....」ってきたおじいちゃんのみ。管突っ込んで出してあげました。

でも、毎日じゃないにしても、何とかこのブログ更新できてるのよかったな。

1週間でサボってた高校生からいくらか進歩はしたようです。

 

最近どうして医者になったのか?って真剣に考えたことなかったなって気づいて考えてみたんだけど、考えれば考えるほど悲しくなってきた。よくある「患者さん直したい!」「人のために何かしたい!」「貢献したい!」というプラスの面(医者がみんなから尊敬されるであろう面)はあーんまりなくて、

「なんか偏差値いい学部だし」「お金の心配ないし」「ステータス高そうだし」みたいな恥ずかしい理由を否定できない自分がおりまして。もちろんこんなやつが医者になると「どうして医者になったんやろか。。。」ってな感じの悩みに苦しまれながら毎朝迎えるっていう。

小学生のころは確かに江口洋介の救命病棟24時とかERとか見てあこがれはしましたけど、中高生になって医者なりたいなんて思ったこと数えるぐらいしかない。元々は映画と建築が好きで科目は物理と英語がまぁまぁ好きだったし、大学も、親には医学部目指すといっておきながら、本当は建築学科に行こうとしてた。

浪人の時に親に泣きながら「もう医者になれっていうのやめてくれ」って喧嘩したのが懐かしい。結局建築の道はやめて医者になってる。

入ったからにはしっかりやるか...なんて思いつつ適当に過ごしてまぁまぁな成績で学年が上に。もう本当にどうしようかって思ってたときに、実習で回った整形外科と産婦人科と麻酔科には心惹かれて初めて「なりたい!!」って思えたのはうれしかったな~。

この三つの科では「子供」が関係してて、でも小児科と違う感じなんですね。

整形外科では骨肉腫、産婦人科では産科、麻酔科では小児外科opeで。

 

一つ一つおもうところ書いてたら明日になるのでまたの機会にでも。でも、医者になりたいって思えた出会いがあって本当よかったな

なんていうことを思い出しながら、すさんだ研修医生活頑張ろう。

あと東京は素敵な映画を映画館で見れる機会が豊富にあって、地元にいた時よりはるかに映画充できてるから、それも良しとしよう。